ラッコリンの小部屋
バンクーバー便り32~『高齢社会』を掲載しました。 投稿日:2024.10.31

皆さん今日は。

今回のバンクーバー便りでは『高齢社会』をとり上げました。日本では少子高齢化が話題となり、その対策に官民挙げて努力されているところです。カナダは建国157年と若い国で、多くの移民者を受け入れているため高齢社会とはまだ縁遠いものと思っていましたが、2010年に高齢社会となり、今では少子高齢化が問題として認識されるようになっています。

高齢という言葉の裏には老化という言葉がつきまとうため、高齢者とは危なっかしい存在のように感じてしまいがちです。私も大学で学生たちに老化の話をするときに高齢の負の側面である「脳を含む身体機能の低下」を強調しがちになります。そこで学生たちには老化の陽の面を考えるよう課題を出していました。しかし、そうはいっても何かそぐわないものを感じていたことも事実でした。

最近、FaceBookで『AGING(加齢)』という英文を見つけました。素晴らしい内容の文章で、高齢者の陽の側面を納得させるものでした。そこで他の多くの方にも是非、このメッセージを知っていただきたいと思い、和訳をしてバンクーバー便りに引用しました。この英文の執筆者が誰なのか分かりません。原文をお読みになり、ご存じの方があれば教えてください。

私のような高齢者が、高齢者の自負を再認識できれば嬉しく思います。ご一読いただければ誠に光栄です。

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